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最初の記憶。【平木柳太郎ものがたりvol.1】

小学校一年生の通学時、宙に浮きました。

スローモーションの空が何秒間か続いた後に、
いくつかのランドセルが見えて、ブツっと、映像が途切れました。

呼吸が止まり、景色はブラックアウト。


・・・


集団登校で、家から20分くらい歩いたでしょうか。

小学校まで、あと10分で到着できる場所で、
交通事故に遭いました。

詳しい状況は思い出せないけれど、
小学校の近くに勤める男性の車にぶつかって、
頭を強く打ち、病院に運ばれたようです。


幸いにも、というか奇跡的に、
命に別状はなく、一日だけの入院でした。

ただ、その何日後に、何ヶ月後に、何年後に自覚したか分かりませんが、

事故以前の記憶は、人物を除いて、ポッカリ消えてしまいました。


保育園の卒園アルバムを開いても、

「この子の名前は覚えてるけど、一緒に遊んだ記憶がないな」

「この先生は見たことあるけど、どんな話しをしたっけ」

今もなお、こんな感じです。


・・・


私にとって最初の記憶は、事故の時に見た、
スローモーションの映像です。

走馬灯のように、って表現される、アレです。


その後、友人たちからの証言(?)によって、
なんとなく消えていたエピソード記憶が戻り、

(厳密には、おそらく上書きされて)

ちゃんと保育園でも生きていたことが認識できています。


それでも、まだ、しっくり来ないのは、
事故の恐怖を、深層心理で思い出させないようにする、

脳の安全機能なのかな、とも思っています。


あなたにとって、最初の記憶とは?

そして、その記憶が、いま生きている毎日に、どうつながるのか?


こんなことを振り返りながら、
誰も興味が無さそうな、自分の人生を綴っていきます。